先日、バスケットボールの日本代表チームのホーバスヘッドコーチが報道番組のスポーツコーナーに出演されているシーンを観ました。
その中で、大事にしていることは「規律」と「チームワーク」との発言がありました。「規律」も「チームワーク」も一昔前の日本の組織の特徴だったなと思いました。
特に中高生の団体競技では、大事にされてきたコンセプトのように思いますが、日本代表チームの重要コンセプトにするほど、「規律」と「チームワーク」が当たり前では無くなってしまったのかなと一瞬思いました。
それとも体格で劣る日本が世界と戦うためには、日本の優れた特徴である「規律」と「チームワーク」をさらに徹底する必要があるということかなと思いました。
新自由主義を補完するシステムとして、教育は個性の重視や自立した人間の育成に重点をシフトしてきたように思います。その効果や影響を目にする機会が増えました。
高校の強豪校の中で、圧倒的な実力でチームをけん引してきた人のみが集まる代表チームを一つに纏めるには、「規律」と「チームワーク」は必然かもしれませんね。
ビジネスの世界でも「個性の尊重」、「規律」及び「チームワーク」のいずれもが組織には欠かせないように思います。世界と伍していくためには、優れた特徴を最大限に活かすしかありません。
ただ、その特徴が年々変化して来ていると感じますので、気がかりです。