今年1月の寒波のときに痛感しました。最近、街の中に日影が増えてしまって、冬に歩道を歩いていると寒さが身に沁みます。我家の周りにも高層マンションが増え続けていますので、年々日影が増えています。
太陽の恵みを年々奪われ続けることに疑問を感じたりもします。
冬でも風が強くない日の日向はポカポカして、日差しを有難く感じます。冬に歩道を歩くときは、いつの間にか日向を選んで歩いています。
反対に夏の日影は有難いので、日影を選んで歩いています。ただ近年は日傘を利用していますので、そこまで夏の日差しを気にしなくなりました。
20年くらい前でしょうか? 高層ビルが立ち並ぶ冬の大手町を歩いていたら、ビル風も強く寒さが身に沁みたことがありました。晴天なのに歩道には日向がほとんどありません。
太陽の恵みは高い建物などにより遮られてしまうと、その恩恵はもう受けられなくなります。落葉樹のように冬には葉が散ってくれたらいいのですが。
都心では太陽の冬の恵みである輻射熱が住まいに届かなくなり、暖房費が年々上がっている家庭が増えているのではないでしょうか? 今年は電気料金の値上がりもあり、家計への影響もより大きくなっているように思いました。